ブログ

頭蓋骨の話

2015.02.22 Sunday|今日の出来事


この、美しい形態を持つ頭蓋骨は犬の頭蓋骨です。
犬種は、ウエルッシュ・コーギー。
名前は、ハナと言って、以前うちで飼っていた犬の頭蓋骨です。

ハナは、明るくて、優しくて 、誰とでも仲良くなるので、みんなの人気者でした。
13年8カ月生き、2013年の夏に亡くなりました。
コーギーの中では体格が良く丈夫で、医者にはほとんどかからず、最後の時もそれほど迷惑をかけずに逝きました。

ハナが死んだ時、僕は当然のごとく土葬にすることにしました。庭があるから出来たのかもしれませんが、ペットを大げさに弔う事には抵抗もあったからです。
その時、何年か経ったら骨を取ろうかな、と、かすかに考えていました。
骨になったハナに会うのも良いな、と。

そして、その考えを実行する日がきました。2月21日、庭には今春最初の雪割草が咲いていました。
ハナを埋めた場所を掘っていくと、木の毛細根に包まれて骨格とわかる硬い物に手が触れ、思わず「おー!ハナ!いたか!」と声が出て骨を撫でました。
全部の骨を注意深く取り出した後、とりあえず頭蓋骨だけ丁寧に洗い、じっと眺めながら話しかけ汚れを落としました。

信じられない事をするとか、怖いとか思う人もいるでしょうが、僕は、ハナの骨に会いたいと思っただけです。

ハナの頭蓋骨はアトリエに置きます。
ハナが生きている時、アトリエで僕が絵を描いているのを、そばで見ている事もありました。

今また、ハナと一緒にいる気がします。


元気なころのハナ






ハナは食いしん坊で食べるのが大好きでした。
歯には歯石がついたままです。








晴れたから海へ

2015.02.07 Saturday|今日の出来事


天気予報で、「立春を過ぎ、暦の上では春ですが、、、」なんてよく言っていますが、 それを聞くと僕は、「暦の上で生きているわけじゃないよな」などと思ってしまいます。
とはいえ、今日は暦の上と同じような、春めいた陽気になりました。

陽気に誘われ、朝から車で出かけ、近くの海をフラフラしていました。

春の波打ち際は、冬に死んだ小さな貝がたくさん打ち寄せられます。
貝殻が創るモザイク模様。



春は一年でも一番潮の引く時期で、砂浜が広くなるのがわかります。
そして、潮が引いた岩場では、岩のりを摘む人が大勢いました。

海岸線を走っていると、波がバシャバシャと立つのが見えたので、直ぐに、何か生き物がいると気付き、車を止めました。
イルカです。日本海にもイルカは棲息していて、このあたりだと春に姿を見ます。
カマイルカという、背びれがカマの様な形をした種類で、新潟の水族館にいるのと同じ種類だと思います。
カマイルカは、どちらかと言うと寒い海にいるイルカで、えさになる魚やイカを追って群れで移動します。今日見た群れは、30から50頭くらいだったと思います。
僕は以前、5月の連休あたりに、釣りをしていて数百頭の群れを見た事があります。


岩のり摘みのおじさんのすぐそばでジャンプする、カマイルカ。
何頭もいるんですが、写真で撮れたのはこの一頭、それも何とか撮る事が出来ました。
おじさんは、イルカの事より岩のりが大事みたいでした。




アップにしたイルカ部分。



群れはしばらくその場に留まり、北の方に消えていきました。

今日はイルカが見られて、海に出かけた甲斐がありました。
夕方には夕日を眺め、今日の締めくくりとしました。



暦の上では春ですが、、、来週の新潟は雪マークです。








「月の海」の経過

2015.01.26 Monday|今日の出来事


現在制作中の「月の海」100号の中央部分。
これは今日撮ったものです。

昨年暮れ、赤茶色の地塗りから始め、絵の具を乗せてきました。
今日は、これまでの制作の過程を写真で追ってみます。


まず、海の部分に鉛白で光の点を打ちました。
海に月の光が反射している場所です。
その後、月を描くおおよその部分にナイフで鉛白を置き、そして最初の空と雲の色を入れていきました。
月の光の周辺部の赤く見える部分は、地塗りが透けて見えている状態です。





海に打った光の点が乾くのを待ってから、次は、最初の海の色を入れていきます。
左にある月の海の絵は、以前描いた習作で、色彩を選ぶ参考に並べています。



赤い地塗りは、上に来る青い色に覆われ、そして響きあいながら画面全体は夜の海に変わっていきます。
全体の雰囲気が現れてから、重要な月の大きさを決める事にしました。
月の直径と描写の仕方は、最初から悩んでいた問題で、いつものごとく、どう折り合いをつけるか、まだ判然としません。
けれども、画面に一番いいと思う直径を決め、画面を寝かせ烏口コンパスで円を描き入れました。





描写はこれから細部に行きわたらせます。
最初、赤茶の海の部分に打った鉛白の白も、今この様になっています。









今日の海

2015.01.14 Wednesday|今日の出来事


天気が良くなると、やはり外に出たくなります。
風もない今日の海、岩場が点在する海岸を歩いていると、波が洗う岩に、海苔を発見。
一回りして帰るつもりの散歩でしたが、案外多い海苔の量だったので、採らないわけにはいきません。

これが、岩に着いている海苔です。



時々打ち寄せる波を気にしながら、素手で暫らく海苔をむしり取りました。
これで一品、酒の肴が出来ます。

この後、帰って制作のつもりだったのですが、今日の空は、薄いベールが太陽を覆い、少し鈍い光が照らす海は、今描いている「月の海」の参考になる表情。
海岸に留まり、光の様子をずっと眺めていました。

 

波打ち際では所々に貝殻、人知れず打ち上げられ、人知れず砂に埋もれていきます。



結局、夕日の頃まで浜にいました。
夕日の感じでは、天気はまた悪くなります。
けれど、日は少し長くなり、春の事を考えるようになってきました。


2015 最初の夕日

2015.01.05 Monday|今日の出来事


2015年が明け、それぞれがそれぞれの思いを胸に、スタートし始めたと思います。

今年も、自分が素晴らしいと感じた存在や現象を、出来る限り作品に込められるよう制作していきます。

今年は1日からアトリエで制作や作業などをして過ごしました。
寒波もおさまり、穏やかで晴れ間の出た今日、最初の夕日を見ようと思い、浜へ出かけました。
いつもの浜とは違う、車で少し行ったところの浜。

前にも書きましたが、浜歩きの楽しみの一つに、漂着物を探す事があります。
それにしても最近は、流れ着くのは大量の、いわゆるゴミで、それもハングルが書いてあるものが多いです。



下の写真は、漁具に使う浮玉です。
この浮玉にはエピソードがあります。
作家の椎名誠さんが、浜に打ち上げられた浮玉で「浮玉△ベースボール」なるものをやっていて、僕も以前、友人たちとそれに参加していました。
「浮玉△ベースボール」には公式球の浮玉があって、これがまさにその公式球です。
中国あたりで使っている漁具で、沖縄の島では良く見ますが、新潟で見るのは珍しいです。



そのほかに、こうゆう瓶も結構あります。
どのくらいの期間漂流していたのか、生物が棲みついてしまう程の長旅。



浜をうろうろしているうちに、太陽も良い位置に来ました。
最後は雲に隠れましたが、今年最初の夕日!綺麗でした!








2014年末の快晴

2014.12.28 Sunday|今日の出来事


今日は、今年最後の快晴の日になり、外に出て動き回る事にしました。

先ずは浜に出て、穏やかな海岸を散策。
風は冷たくとも太陽が味方してくれるので 気持ちが良いです。

冬の海岸散策は、漂着物探しが楽しみですが、この冬は今のところ、それほど変わったモノの発見はまだありません。
今日見つけたのは、南方系のカワハギの仲間、この魚は冬に必ず打ち上げられています。
体長は50センチほど。




浜の後は、トップ写真右奥に見える、弥彦山に登る事に。

弥彦山に登るのは9月以来で、雪の時期なのでゆっくりと登る事にしました。
上に行くにしたがい、雪の量も増え、緑の季節とは見える風景もだいぶ違います。

尾根にそってある登山道から見下ろすと、冬枯れの樹木の向こうに日本海が見えます。
海からの強風を受けるので、木は低くトンネルの様な道です。



頂上付近の開けたところからの風景。
佐渡島が、うっすらと見えます。



山頂にある神社で、いつものように、お詣りを済ませてから下山。
雪の白と、海、空、なんとも清涼な気持ちになります。




弥彦山から帰った後、午後から少し画に向かいました。
先週から始めた「月の海」の絵です。
今は下地塗り後の海の部分に、白で光の点を置いている段階で、まだ暫らくは下描き的な作業が続きます。




晴れの日の今日は、空が気になり、今年最後の海に沈む夕日を見ようと、4時過ぎにまた海に行きました。
冬至が過ぎたばかりの夕日の位置は、1年で一番西寄り、冬場は殆ど夕日を拝めないので、この位置の太陽を見て改めて季節のダイナミズムを感じました。
夏至の夕日は、写真防波堤のずっと右にある佐渡島にかかり沈むんです。



今年はもう夕日は見られないかな、と思っていたので、今日の晴れは、このところの少し暗くなっていた気分を忘れさせてくれ、明日からの仕事に力が湧いてきました。

来年も素晴らしい夕日がたくさん見られますように!









今日のアトリエ

2014.12.22 Monday|今日の出来事


数日前に一瞬晴れて、太陽のありがたさを 感じた後、すぐさま冬型に戻り、今日も雪降る日となりました。
日中の時間が一番短い冬至の空、見上げると、灰色の無数の雪がうごめきながら落ちてきます。
雪は、みるみる積り、またしても庭は重苦しい雰囲気になりました。

雪を綺麗と見るか、厄介と思うか。
これは、多分どちらでもあります。

アトリエの庭の様子です。




先日、100号をひと通り終わらせた後、新たな100号に取り掛かりました。
この100号には、「月の海」を描きます。
赤茶色の地塗りを施した後、白で光となる部分を置いているところです。



今のところ、外の世界とは対照的な色ですが、この後、夜の空の色を創っていきます。

アトリエでは、薪ストーブを焚いているので、炎の色と地塗りの赤茶色が、少し気持ちを暖かくしてくれます。




今日は、夕方から強風となり、また海は大しけです。
写真は、昨日の新潟市西蒲区間瀬海岸の防波堤に打ち付ける波。



冬の日本海の波は、容赦がありませんよ!

今日のアトリエ

2014.12.16 Tuesday|今日の出来事


12月16日、今日は、尊敬するベートーベンの誕生日(誕生日とされる日)です。
今日のアトリエでは、ベートーベンの交響曲、1番から9番までを順に聴きながら制作をしました。

制作中の100号は、最後の髪の毛と、バックの草の部分を整えるなどして、ひと通りの描写が終わりました。

 






これで完成かどうかは、まだわかりません。
このあと、絵を少し寝かせてから、また眺め考えるのです。
手を加えるところがあるのか、このままなのか、時間が経たないと解らないのです。
完成は、作品に納得するのではなく、自分の気持ちと折り合いをつける、と言う事なのです。

次の作品を描き始めながら、暫らくはこの絵を眺める時間が続きます。


この冬は、暖冬予想と聞いていましたが、すでに結構な雪が降り、今日からまた低気圧が強烈に発達し、強い冬型になりそうです。
新潟県内では暴風雪警報が発令、大荒れになっています。

写真は、先週末の雪の寺泊海岸の様子です。



今回の低気圧で、また数日間は大荒れ、大しけとなるでしょう。
冬の日本海側の宿命、風雪に負けず、はつらつと行きましょう。



今日のアトリエ

2014.12.04 Thursday|今日の出来事


新潟地方は数日前から、暴風、あられ、雨、などと、大荒れの天気が続いていました。
今日は、幾分落ち着きましたが、海はまだ大しけです。

悪天で空は暗く、外に出る事もできないお陰で、アトリエで仕事をつづけています。
今制作しているのは、去年の秋始めたものの中断し、最近になって再開した100号、浜辺の人物です。
浜辺の人物は、同じコスチュームで2点を、すでに完成させ、これは3つ目の作品となり、大きさは一番大きなものです。

下は、去年の秋、始めたころの状態。



空と海は去年の段階で描いてあったので、再開後は草の描写から始めました。
そして今は、ようやく人物部分を描いています。






画に竹の棒が立てかけてありますが、これは、細かい部分を描く時、画面に直接手を置いて描けないので、この棒に手を当てて描くのです。

このあと、横顔の表情と風になびく髪、背中側から当たる光などを造っていき、今年中の完成を目指します。


僕は制作の時、クラシック音楽を良く聴きます。
楽譜も読めない人間なのですが、特別ベートーベンを尊敬していて、交響曲、ピアノ曲は無くてはならない音楽です。
交響曲第五番「運命」の第4楽章は、実にかっこ良く、気持ちを高揚させてくれるので大好きで、僕のテーマソングなのです。
そして、3番、7番、9番は、定期的に聴きたくなります。
他の作曲家も色々聴きますが、ベートーベンは僕にとって特別で、制作の色んな局面で、心の支えになっています。

さあ、明日の制作では何が聴きたくなりますか?明日のお楽しみです。


浜の足跡

2014.11.22 Saturday|今日の出来事


一応、冬、になりました。が、今日くらいの陽気だと 浜には人が大勢が出ます。
ますます太陽は低い位置になり、砂浜の足跡が良く見えるようになります。


砂浜の足跡を観察すると、いろんな種類の靴と動物を発見します。
小さな鳥の足跡は、ちょこちょこと可愛らしい。もうひとつは、猫?の足跡。




下の写真は馬の足跡です。
寺泊には乗馬クラブがあり、時々、海までやって来ます。
砂浜を走ったら、さぞ気持ちが良いでしょうね。
僕も、暴れん坊将軍のように馬に乗って波打ち際を走ってみたいです!




今日は、波も無いので海に入り釣りをしている人もいました。
ルアーで、浅瀬に来るスズキでも狙っているのか?




話は変わりますが、11月15日に狩猟が解禁になりました。
この辺では主に鴨を獲る人が多いです。

先日、父が西蒲原の知人から、早速、マガモをもらいました。
さばく人がいない、という事だったので、僕が見よう見まねでさばいてみました。



手順としては、まず、羽をきれいにむしり、肛門からナイフで切れ目を入れて内臓を取り出します。
首や翼部分、足などを切断、そして、腿、手羽、胸を切り分けました。
案外うまくいったと思います。
その日は鴨鍋にして食べ、その後に、2日ほど寝かせた胸肉を、オリーブオイルとニンニク、塩胡椒で焼いて食べました。
野鴨の肉は合鴨ほど脂っこくなく、特に胸肉は、非常に美味でした。

実は僕も今年、銃猟免許を取得したので、その気になれば鴨撃ちも出来るのですが、まずは銃を買って、射撃の練習をしないと、簡単にはいかないと思います。
新潟県では、有害鳥獣を駆除できるハンターの数が減り続けていると言う事で、是非、若い人に猟銃免許を取得してもらい、先ずはハンターになって、要請時には協力しいてほしいという事です。

砂浜の足跡から、狩猟の話になり、脈絡が無くなりました。